明けましておめでとうございます。
こうして、新たな年をまた迎えられたことを心から感謝申し上げます。

 

 

今年のお正月ははじめて家族と一緒に箱根でのんびりと過ごしてきました。

3日の朝は、旅館の前を走る駅伝の選手たちを間近で応援しました。

その気迫あふれる姿は、テレビを通じて見るものとは全く異なり、鳥肌が立つほどでした。そして、選手だけではなくこのイベントを支えるいろんな人達にも触れることができ、特別な感慨を覚えました。
駅伝とは、ひとり一人の力が最大限に発揮できるような環境があってこそ、チームとして成長し、見る人をも感動させてくれる。

選手ひとり一人がお互いを尊重し、信頼し合い、励まし合い、認め合い、そして感謝する心。

そのたすきに込めた思いを選手ひとり一人が次の選手に託していく。

どんな組織にもいえることなのかもしれませんね。

 


飲食業に関してはど素人のフツーの主婦たちが開店以来3年半何とかやってこられたのも、日々お越しいただく皆様とこの場を支えてださる全ての方がたすきを手渡ししてくださったおかげです。心から感謝申し上げます。

 

「飲食業」に関しては全くの素人――ではありますが、いや素人だからこそ、未だに素朴に感じていることがあります。

 

  皆さま、なぜここに来てくださるのだろう――?

 

プロとしての自覚がないからというわけではないのですが、ここのように、普通の家の玄関の扉を開けて入ってくるのって、とても勇気がいると思うのです。
その勇気を振り絞って、入って来てくださる方に対して感謝の気持ちとともに、未だにちょっと不思議な気持ちさえ抱いてしまうのです。

 

いやいや、でもまあ、カフェなんだから食事やお茶を飲みに来るのは当たり前でしょ!
なんですが…、最近はどうもそれだけじゃないな、という気がするのです。

 

もちろん食事をしたりお茶を飲むという純粋な行為のために来てくださる方はたくさんいらっしゃいますし、そういう方にご満足していただけるようなサービスをしなければ…と日々肝に銘じています。
しかし、ここにいっらしゃる方たちを見ていると、単に胃袋を満たすためだけではない、何か別の目的でいらっしゃる方が増えているようにも思うのです。

 

最近は年齢に関係なく、お一人でいらっしゃる方も多くなりました。

それもリピーターとして。

ふらっと来て、食事をして、たわいもないおしゃべりをして、ゆっくり本を読んだり何かお仕事をされたり、ゆったりとした時間を過ごされます。
混んだランチタイムを外して、ちょっとゆったりとした遅めのランチとその後のティータイム。そこに流れる心地いい時間はこちらにとっても、幸せな時間と空間を共有させていただいている気がします。

 

また大切な伴侶を失いお一人暮らしとなったご高齢の女性たちの集まりの場として、使っていただくことも増えました。
 「こんな場所が近くにあってよかったわね〜」「家にひとりでいてもつまらないんだから、外に出なきゃね!」とお互いに声をかけあって楽しそうにおしゃべりをされるご様子をキッチンの方から伺っていると、とてもほのぼのとした気持ちにさせていただきます。


毎月開催しているイベントに参加するのを楽しみにいらっしゃる方たちも、イベントに参加することももちろん楽しいのでしょうが、ここで出会った方たちと親しくなって、一緒にお食事をしたりおしゃべりすることも生き甲斐となっているようにも伺えます。

 

「飲食」というのは、きっかけであり、入口なんだな、と思う瞬間です。
誰でも来て食事ができるカフェだから、気兼ねなく行ける。
何かのきっかけで知り合いになった人たち同士がここで親しくなって、新しい広がりに発展していく。
はじめはちょっと恥ずかしそうにしていた人も、心を開く何かきっかけができると、その方にとっての居場所となり、その後何度も来てくださるようになる。

 

そういった方たちは、単に胃袋を満たすためだけではなく、関係性を築き、心を満たすためにいらっしゃるのではないだろうかという気がするのです。

 

今の世の中、どこか生き辛さを感じている人達にとっても、
安心してありのままの姿でいられる自分の居場所があれば…。
自分の家に帰って来るように、ほっとできる場所は誰にとっても必要なのかもしれません。


自分にとって一番自分らしい場所でいられる場所――これは、お客様にとってだけではなく、
私達スタッフにとっても同じです。

 

ここに来ると、何か元気になる…。

 

皆さんにそう思ってもらえるよう、今年一年も頑張っていきたいと思います。

 

*****************************

 

■昨年6月には、3周年を迎え、はじめてのランチ&ケーキバイキング&ミュージックウィークを開催しました。
スタッフのひとりがこぼしたことがきっかけで開催となったイベントでしたが、演奏をしてくださったミュージシャンの方たち、お客様にも支えていただいて、本当に楽しい1週間となりました。

 

 

■毎月第3金曜日開催の<みなと食堂>も昨年末で17回目を迎え、毎回赤ちゃんからシニア世代の方までが多世代の交流の場として、またちょっとした食育のコーナーあり、お誕生日の人をみんなでお祝いするコーナーありで、ご飯を食べるということで繋がった素敵な家族的関係が築かれてきている気がします。

穫れたての新鮮な無農薬野菜を提供してくださるMさん、それを料理してくれるボランティアのスタッフの皆さん、参加される皆さんと一緒に作りあげる場として、「食」を通じた新しい形の家族的つながりの場になってきています。
(毎月第3金曜16時〜19時 参加費:子ども:100円、大人300円)

 

 

■昨年9月から第1水曜日に開催されている<みなとの茶店>は、誰もがなり得る認知症について理解し、いくつになっても安心してこの街で暮らせるような街づくりをしようと発足した希望タウンプロジェクトから生まれたメンバーで運営していただいています。

 

回を重ねるごとに参加者も増えてきて、在宅診療を専門にされっている岡田先生も参加してくださるようになって、専門家としてのお話も伺えたり、音楽ボランティアの「音楽くる(おとがくる)」の皆さんの演奏もとても楽しく、参加された方もとても喜んでいただいています。その人が一番その人らしくいられる場所として、その方の得意分野を皆さんに見てもらったり、聞いてもらったりする場としても、少しずつ広がってきています。


あれ?もしかして?なんて思っている方も、そのご家族の方も、安心して外出をし気軽にお茶を飲みおしゃべりができる場は絶対に必要だと思います。あれ?これって?と思って家に引きこもらず、そういうときこそどんどん外に出て人と触れ合うことが大事だと言われています。どうぞどなたも安心してお越しください。
(毎月第1水曜14時〜 参加費:300円※ケーキとお茶付き)

 

■昨年11月と12月には「住み開きセミナー」を開催しました。

ハートフル・ポートの活動紹介と、ご自宅を開いて人が集まる活動をされている方たちのパネルトークに多くの方がご参加くださり、関心の高さを実感しました。自宅という既存の資源を使って家庭的な空間を大切にされている実践者の方たちのお話はとても説得力があり、今後の地域活動の一つの方法として大きな可能性を感じました。

 


■ハートフル・ポートでは、いろんな音楽イベントが開催され、たくさんの方に楽しんでいただいていますが、音楽は人と人とをつなぐ素晴らしいツールだと思います。音楽があるところには笑顔があり、心が豊かになります。

 

そんな音楽でこの希望が丘の街を元気にしていきたいと、この地域に住む音楽家の皆さん自らが<まちフェス実行委員会>というものを立ち上げ、昨年11月にはハートフル・ポートで<誰でもコンサート>が開催されました。

気軽に音楽を楽しみ、人前でも演奏をする機会を…というこのイベントの第2弾は、場所を変えて<ミュージックサロンおんぷ>さんで1月20日に開催予定です。


https://www.facebook.com/ihara.music/photos/gm.326813547796174/911301842381042/?type=3&theater

 

そして、3月には、ちょっと大きな<音楽フェス>がこの希望が丘で開催できないかと準備に入っています。
まさに、カフェに集まる人たちから生まれた活動として、人と人とがつながり、街の中が音楽であふれるような活動に広がっていけば嬉しいですね♪

 

 

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年明けの通常営業は、1月11日(木)〜となります。


1月10日(水)14時〜<みなとの茶店>があります。予約は不要ですので、どなたもお気軽にお越しください。

 

1月26日(金)は、大人のための朗読会があります。ひだまりの樹の皆さんの公演は、毎年大人気で、涙あり笑いありの心にひだまりを届けてくれる素敵なひと時となるでしょう。


今回は、ランチタイム11時半〜と、
ティータイムの15時〜の2回公演です。

皆さまのお越しをお待ちしています。

こちらは準備の関係で、ご予約をお願いします。

  ハートフル・ポート 

   ☎   045−777−8159

   mail  cafe@heartful-port.jp

 

 

1月以降の詳しいイベントスケジュールはこちらをご覧ください。
http://heartful-port.jp/schedule.html


今年も皆さまにとって、素晴らしい一年となりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

ハートフル・ポート
店主

 

P.S.
1月19日(金)は、
横浜コミュニティカフェネットワーク(YCCN)主催のフォーラム
「コミュニティカフェが、その価値を発揮するために」
〜カフェ型中間支援機能の可能性〜

 

で、ハートフル・ポートがYCCNで学んできたことを少し発表させていただきます。

https://www.facebook.com/yokohama.ccn/

 

    駒ヶ岳から見た芦ノ湖

 

Comment
明けましておめでとうございます。

昨年は「アメリカの老いぼれ」と「北朝鮮のロケットボーイ」に振り回された一年でしたね。いまから76年前、我が国に対する米英など列強の経済封鎖から大日本帝国海軍が真珠湾攻撃を決行した歴史を鮮明に記憶している我々世代には、これまでは遠くで聞えていた戦争の足音が、ここに来て俄かに身近なものとして感じるようになって来たような気が致します。
戦争だけは何としてでも回避して貰いたいと、外交がご自慢のシンゾウさんには、おおいに期待しておりますが、トランプ旋風の尻馬に乗っているようではいつか足元を掬われるのではないかと危惧もしております。万が一の場合に最も被害を受けるのはアメリカでなく、地理的に近い日本ですから。

 このような国際情勢の中で迎えた今年のお正月でしたが、緊迫した時局とは裏腹に穏やかな日が続きましたね。
 お忙しく一年を過ごされた店主も、ご家族お揃いのお正月を箱根で迎えられたようで、この一年の疲れをすっかり癒して元気を取り戻し、いつもながらの前向きの数々の抱負を盛り込んだ長文の年頭のご挨拶を頂戴しましたので、頼もしく思いながら拝読致しました。

「飲食業」に関しては全くの素人----ではありますが、いや素人だからこそと前置きして色々と述べておられますが、全くその通りで、店主初めスタッフまで素人の皆さん方が、手造りで仕立て上げたもてなしだからこそ、私のような間もなく90歳に手が届く老人までが、一人でふらっと通いたくなるのだと思います。

 創業して3年半、店主の前向きな努力で様々な催しが行われるようになったことも喜ばしいことではありますが、一方でふらっと気の向いたときにお邪魔してスタッフの皆さんなどとおしゃべりを楽しむことの出来るのも魅力の一つであるだけに、その様な時間も是非残して頂けるようご配慮いただけることを願っております。


  • 柏崎一男
  • 2018/01/05 21:23
柏崎さま

世界情勢は変なリーダーたちに翻弄され、緊迫した状況が続き、本当に心配ですよね。いつどうなるかわからない時代。だからこそ、今自分にできることをやっていかないと…といった気持ちもあります。

素人なりの経営、お客様との関わり…それを受け入れてくださる皆様の温かい心によって成り立っています。
イベントは必然的に始まってきたものですが、もちろんゆっくりと時間を過ごせる時間は必ず取っております。

お散歩がてら、また赤ワインを飲みながらおしゃべりにいらして下さい。スタッフ一同心よりお待ちしております。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
  • ハートフル・ポート
  • 2018/01/07 12:30





   

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