明けましておめでとうございます。
新年をいかがお過ごしでしょうか?

ハートフル・ポートとして産声をあげて1年半。
2度目のお正月を無事迎えることができました。

オープン当初は一体どうなるんだろうと、正直続けていけるか
とても不安でした。しかし、リピーターの方も増え、
いろんなイベントも企画できるようになり、またこの場所を
使った企画を提案してくださる方も増えてきて、
たくさんの方に愛される場所に育ててていただきました。
心からお礼申し上げます。

今年は、この1年半で感じたことを踏まえて、
「おうちカフェ」という場が持つホッとできる空間を大切に、
今後この場所の役割は何なのか、模索していきたいと思っています。


 ひとりで食べるご飯よりも、誰かと一緒に食べるご飯が美味しいから。
 近所で誰かと気軽におしゃべりができるところがあると嬉しいから。
 誰かに話を聞いてほしいから。
 日々の生活の中で、何かワクワクすることに出会いたいから。

ということでいらっしゃる方は多いのですが、
最近では、

 自分も何かやりたいことをやる一歩を踏み出したいから。
 自分も何か誰かの役に立つことがやりたいから。

といった想いを抱いていらっしゃる方も増えています。
「場」が持つ力があるとしたら、それはやはり「人」の力あってのこと。
何かをしたいと思ったときに、その背中を押してくれるのは人。
応援してくれるのも人。
人と人とのつながりを大切にしていると、不思議なことに
お互いを応援し合う関係が自然と生まれてきます。

「場」があるということで、人が集まり、想いを分かち合い、
そして、そこから何かが始まる――
そういう場に成長できているとしたら、この場所を開いて本当によかったと思います。


さて、家=家族が住むところ、ということで、「家族」ということに目を目を向けてみますと、
今の時代、その形がいろんな意味で変化している過渡期である気がします。
昔の家には、お父さんお母さんのほかに、おじいちゃんやおばあちゃんがいて、
おばさんやおじさんもいたりして、異年齢の兄弟もたくさんいて賑やかでした。
いろんな年代、価値観などが違う人たちにもまれて、育ちあっていたように
思いますが、今はそれがなくなって、家族の関わり方もずいぶん変わってきました。
それが良い悪いということではなく、大家族が減って来て人とのかかわる機会が
減ってきているのは事実です。

しかし、ここには、赤ちゃんからご年配までいろんな年代の方たちがいらっしゃって、
まるで昔の家族のようだなと感じることがあります。
お客様同士が自然と声を掛け合ったりすることもよくあり、
赤ちゃんが泣いていたりすると、抱っこしてくれるおばあちゃんもいます。
ママはゆっくりとご飯を食べることができます。
おばあちゃんも嬉しそうに抱っこをしてくれます。

初めて会った人たち同士でも、
ちょっとしたきっかけで打ち解けてお友達になったり、
同じ地域に住む者同士、どこかでつながっていることがわかったり、
違和感なく一緒にご飯を食べたり、
赤ちゃんの成長を皆で見守ることができたり。

そういったことが自然とできるのは、
ここが「家」という空間であるからなのかもしれません。

「おうちカフェ」としての役割があるとしたら、
ここを我が家のように思ってくださり、自分の居場所としてくつろいでくださって、
新しい「地域の家族」といった形を皆さんが作っていってくださることなのかも
しれません。

子育てをひとりで頑張っているママも、
子どもが自立してちょっと時間のあるおばちゃんも、
元気な高齢者も、ちょっと遠くに出歩くのもおっくうになった高齢者も、
定年後のおじちゃんも、学生さんも、平日休みのお父さんも、
みんな、ここに来ると一つの家族のような気持ちになれるとしたら…

ささやかな場所ですが、そういった家族的な温かな関わりができる場所でありたい…
そう願って、今年も一年この場所を大切に育んでいきたいと思います。


正月休みに、実家の熊本に帰省し、母の実家である島原にも久しぶりに足を伸ばしました。
昔は親戚が大勢集まって、とても賑やかでしたが、今は年老いた叔父・叔母だけが残され、
静かなお正月でした。
今、横浜で私がやっていることを話したら、目を輝かせて近くにそういう場所があったら、
毎日でも行きたいと言っていました。
叔父・叔母と接していて改めて、こういった場所の必要性を強く感じたことでした。


さて、今年は、どんな新しい出逢いがあり、どんな新しいつながりが生まれるのでしょうか。
そして、そこから何が生まれてくるのでしょうか。
「おうちカフェ」だからこそできることがまだまだたくさんあるような気がしています。

ワクワクしながら、この場を大切に、皆さまにとって居心地のいい空間、
そして美味しいお食事をご用意して、
スタッフ一同お待ち申し上げます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年の営業開始は、1月12日(火)10時〜です。


お客様のMさんが藁と稲穂とで毎年手作りで作っていらっしゃるしめ縄。
今年は、うちのスタッフがMさんと一緒に作ってくれました。


一足早く春が届きました。お向かいのAさんからいただきました。
福島の桜です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

Comment
明けましておめでとうございます。

お正月のお休みで心身共にリフレッシュした店主の意欲的な新年のご挨拶を一つ一つ肯きながらじっくりと拝読致しました。

私も年々齢を重ねるにつれて行動力の衰えを感じる中で、近所にこの「心温まる港・ハートフルポート」があったればこそ、あるときは夫婦で、あるときは友人を伴い、そしてあるときは一人でふらっと訪れて、おしゃべりに興じたり、様々な催しに参加したりして楽しませて頂いております。

 今年もやや痛む腰をさすりながら、折々にふらっと立ち寄りたいと思っており、先ずは手始めに開店早々の来週にお訪ねするつもりでおります。その際は店主始めスタッフの皆さん、これまで同様に温かくお迎え下さるようお願い申し上げます。

 
  • 柏崎一男
  • 2016/01/05 08:39
店主の年頭のご挨拶の中に最近の家族のあり方に関連することが書かれていますので、私の思うところを少しばかり述べさせて頂きます。

我が国は家族が一緒の家で暮らすのが古来からの風習でした。今から7〜80年前の私の子供の頃も、農村では親と子と孫と3代くらいの家族が一緒に生活していて、食事時など家長たる祖父が中央にどっかと座り、その両側に十数人の家族が年の順に箱膳を前にしてずらりと居並び、家長たる祖父が箸を取るまで、どんなに空腹であっても先に食べ始めることなど許されませんでした。
またその頃は都会でも親子は勿論同居が普通でしたから、子供が結婚して孫が出来てもその世話は、同居しているお祖母ちゃんが見るのが普通の風景でした。

 そうして夫婦、親子、兄弟、嫁姑がお互いに助け合い庇い合って日常の生活を営むことで、親は子の成長を見て喜び、子は親の背中を見て育ち、親は子を慈しみ、子は親を敬い労わるという崇敬と友愛の精神が自然と醸し出されてきたものでした。
 それは人間のことですから、時々は夫婦、親子のいさかいや嫁姑の相克などもありましたが、これを互いの努力で乗り切ることで人間としても一段と成長し、人付き合いにも慣れ様々な知識を吸収することも出来て、人格形成にも役立ってきたと思われます。

 それが戦後になって自分で獲得したのではなくアメリカからタナボタ的に与えられた民主主義が我が国に入って来たことから国民の、特に若者の意識も大きく変わり、また農業立国から経済大国に発展することで社会の構造が都市集中型となるに及んで、国民特に若者が都会に集まることとなり、それが住宅難を呼び込んで、核家族よろしく親子が分散して個々に暮らすことが多くなり、いつの頃からか個人の自由を求めるあまりに人嫌いとなり自分の殻に籠もりがちの若者が増えて、いわゆる隣は何をする人ぞという風潮になってしまったような気が致します。

 一概には申せませんが、その様な現実が日常起っている家族相互間の殺伐とした事件などを生み出すことにもつながり、「おもいやり」などと云う言葉に今更の如く新鮮さを覚えるようにもなってしまったのではないかと思えてなりません。

 それを解消する為にも我々老人がもう少し元気を出して若者に近付いて率直に物申すことが必要ではないか、また若者も年寄りを邪魔者扱いせずにその貴重な体験を聞く姿勢が肝要ではないかと常々思っていますので、そのような話し合いの場として、このハートフル・ポートが大いに活用出来るのではないかなどと勝手に考えている次第です。

  • 柏崎一男
  • 2016/01/05 17:23
柏崎さま

ご丁寧な新年のご挨拶とコメントをありがとうございます。
ハートフル・ポートにとっても2度目の新年。心を引き締めて新たな1年を迎えました。
スタッフからのメールにも、「この場所が出会いの場、ホッとすることのできる場、ともに喜びを分かち合える場、共育の場、慰め合える場…として用いられるますように…」とありました。
スタッフ一同、そうなれるよう、ここにいらっしゃる皆さまと一緒に素敵な一年にしたいと思います。

家族関係については、柏崎さんがおっしゃるようなことがこの正月、私の実家でも話題となり、大いに盛り上がったことでした。
ここが「家」であるということから、そういった家族的なかかわり方もできたらいいな〜と新年にあたって思う次第であります。年代を超えた交わりの場ができると嬉しいです!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
  • ハートフル・ポート
  • 2016/01/06 16:54





   

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