子どもたちが育つために大切なことは何なのでしょうか?
友達関係、家族関係、ネット社会、学校という画一化された環境、
そしてコロナによって引き起こされる不安と生きづらさ…。
今、そんな生きづらさを感じ、学校に行けない子どもが増えています。
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多様性が謳われるようになった今の日本の社会ですが、「学校に行くことが当たり前」という考えは未だ根強く、学校に行け(か)ない状態になることは、大きな不安や葛藤を抱えることになります。
先の見えない不安、そして将来に対する不安。
想像すればするほど、そんな子どもたちの自己肯定感はどれだけ低いものであるか、考えさせられてきました。
学校に行け(か)ない子どもたちが安心できる「居場所」が今の社会に足りているのか。
また、格差社会のもとで教育機会の不平等の影響を受ける子どもたちの「学習権」が保障されているのか。
残念ながら、どちらも絶対的に支援が足りていません。
学校に行け(か)ない小中学生は18万人、そのうちフリースクールなど民間機関を利用しているのは3%ほどだそうです。(※21年度さらに増え20万人弱)
そのような現状の中で、子どもたちが安心して、自分自身を信じる力と可能性を切り拓く力を育み、自分らしく生き生きと生活できるようにするために、子どもたちが安心して過ごせる「居場所」が必要不可欠だと考えます。
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この廣瀬先生の活動理念に大変共感し、子どもたちの自己肯定感と自分は自分でいいと思える場が地域に必要だと感じ、ケアプラザとの共催で子どもたちの居場所を作ることになりました。かけはしの名前を冠させていただき、廣瀬先生にもご参加いただきます。
かけはし@ハートフル・ポート(第1回)
7月8日(金)10時~14時
参加費:300円
内容:作って食べよ!(食べるだけでもOK(笑)あとは自由に過ごしていいよ!)
「お母さんがご飯を作ってくれない」・・・そういって連絡をくれた中学生がいました。
だったら、自分でご飯を作ってみない?と、伝え、
その子は、冷蔵庫にあるもので作り、その料理がとても美味しくて自分でも作れたことに感動していました。
子ども達が生きる力を育むには、簡単なものでいいので、まずは自分が食べたいという本能を満たすことからではないかと思います。
お腹が満たされると人は自然と心も満たされます。
ご飯を作るって楽しい!美味しい!と思ってもらい、みんなで食卓を囲む…
そんなことから子どもたちの場づくりを始めます。
ここはありのままの自分でいていられて、自由に過ごせる場。
廣瀬先生(もじゃせんせい)にも会えますよ!
お料理は、うちの元シェフの杉野佳代子が子どもたちと考えながら一緒楽しく作ってくれます!
もし、お子さんがちょっと生きづらさを感じている…
学校には行け(か)なくて、家でずっとゲームばかり…
という子がいたら、是非お気軽に来てほしいです!
ありのままの自分でいられる場所…それは、誰にとっても大切な第3の居場所。
当日ボランティアをしてくれる大人たちも、それぞれが自分らしくいられる場所として、
ありのままの姿で接してもらうことにしています^^
お申し込みは、
ハートフル・ポート mail: cafe@heartful-port
もしくは、南希望が丘地域ケアプラザへ。
0453605095
宮島 真希子