早いもので、今年も残すところあとひと月となりましたね。
今年は法人設立2年目、私たちスタッフも試行錯誤の中、新しい取り組みにチャレンジしてきました。たくさんの反省点もありますが、それを改善していきながら、来年はさらにいい年にしていきたいと思います。
今回は、そんな2024年の振り返りをしてみたいと思います。
1〜3月 初春
soil~子どもの居場所事業~の初年度、まだまだ手探りの中、子どもたちが育つための土壌づくり。次年度に活かせる活動に力を入れました。毎月発行していこうと決めたニュースレター。忙しい中、スタッフのみんなで作成。またNPOとして資金調達の大変さも実感しました。
4〜6月 初夏
6月8日はハートフルポートの10年目のお誕生日。これまでの感謝をお伝えできるような企画やランチメニューなどを考えてお届けしました。テーマを決めて夜カフェも開催し、飲みながら食べながら、大人のおしゃべりを楽しみました。
7〜9月 夏
夏休み、soil~子どもの居場所~として開放。子どもたちは宿題をしたり遊んだり、一緒にお昼ご飯を作ったり…。
自分の「スキル」や「好き」を活かして誰かのために…をモットーにスタートした「ハートフル・ポートファミリー」。思い出を写真と文章にして残す「スイートメモリーズ」の活動や、ボードゲームをツールとして中高生の居場所づくりをする「ボドゲッティ―」は、すでに活動が始まっています。
10~12月 秋
夏の勢いをクールダウン。ゆったりと静かに過ごせるようなカフェとしての役割を大切に。芸術の秋にふさわしいコンサートなども開催。新米ばぁばの会では、令和の子育てについて学び、新米ママ達をサポートしようというばぁば達の集いの場を定期的に開催しようということに。
夕方のお惣菜の販売も始まりました。
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soilには多様な子どもたちが来てくれるようになりました。
これからの時代を生きる子どもたちには必要なICTの知識をつけてほしいと願い、iPadも置いているのですが、その使い方には私たちも悩んでいました。iPadのメンテナンスも必要となり、しばらく使用不可としたところ、子どもたちはボードゲームなどをして年代を問わず、幼稚園児~高校生まで、楽しそうに遊ぶようになり、新しい関係も生まれてきました。
子どもたちの変化には驚かされることもたくさんありました。
ずっと家に引きこもっていた子がsoilに来るようになって、ここで仲良くなった子達と一緒に出掛けるようになったり、カフェのお手伝いをしてくれるようになったり…
子どもたちが成長するうえで、人とのかかわりはとても大事だと思っています。学校に行けない、行かない子ども達にとっても、まずは安心して来られる場であることを知ってもらい、人とつながる場、社会とつながる場として、子どもたちの成長を温かく見守っていきたいと思います。
カフェは出会いの場であり、生きる力を育む場――素敵な出会いからいろんな活動が生まれ、自分が持っている「スキル」や「好き」を活かし、子どもも大人も成長していける場となるといいなと思います。
これからもみなさまのご協力、ご支援もどうぞよろしくお願いいたします。
12月の予定もぜひチェックしてくださいね。
2024年の締めくくりに、ハートフルポートでも素敵な出会いがありますように…皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
では、今日も素敵な一日を!
(余談)…
このnoteを書いている隣のカフェの部屋では、12月25日開催予定のXmasランチコンサートのリハーサルをやっています。素敵なピアノ演奏や歌が聴こえ、とても心地よく、幸せな気分に浸っております*^^*。12/25素敵なクリスマスのひと時となりそうです♪ …すでに残席はわずかです!