家という閉じられた空間を開くとき、それは、
単に家を開くという物理的なことだけではなく、いろんな可能性も開くということであり、未来への扉を開くことでもある。
昨日の連続住み開きセミナー(第1回目)に参加された方たちが開きたいものは、もしかしたら自分自身の固まった心かもしれないし、しまい込んでいた夢かもしれない。
そんな蓋をしていた部分の扉を開くと、思わぬ一歩を踏み出せるかもしれない。
できないと思っていることは、実はできることがほとんど。
できないと思ってブレーキをかけているのは自分自身だったりする。
世田谷区には「地域共生の家」という仕組みがあり、私もハートフル・ポートを開設するときに大いに参考にさせてもらった。
自宅の徒歩圏内に、安心して子供を預けられる子どもの居場所があり、収穫を楽しむ畑やシェアキッチンがあり、趣味が関心事で学び合える交流の場がある。さらには、地域のクリエーターたちがモノ作りにチャレンジできる工房がある…。
自宅の居間や個人所有の空き家空き部屋、庭などが点在するコミュニティ。
――そんな開かれた家があちこちにあるコミュニティがあれば、今地域社会が抱える課題はかなり解決できるのではないだろうか。
場作りはつくる人の生き方そのもの。
その場を通して、人の人生が豊かになる家開き。
セカンドライフを充実させたい人、
人とつながりを作りたい人、
何かワクワクしたい人、
子育てをみんなでやりたい人、
語り継ぎたい大切なものを守りたい人、
こういったいろんな人の想いを形にしていくために、この「住み開きセミナー」を企画しました。
これまで8年間の住み開きの活動を通して感じるその開かれる大いなる可能性。
こんなことまでやったの?と思われるかもしれことを(笑)、
昨日のセミナー(第1回)ではお話させていただきました。
そして、本当にそれは実現可能なのです!
7月10日(日)
第1回目の前半は、家開きの魅力について、
昨年オープンした家開きカフェ「きっちんぴいす」の宮谷さんのお話とハートフル・ポートの活動を紹介。
宮谷さんは、ワンオペでありながら、いろんなボランティアさんとの関わりを大切にし、そこから生まれる素敵なエピソードの数々をご紹介いただきました。
そして参考になるいろんなノウハウもお聞きし、素晴らしい!の一言。
後半は
宮谷さんと私の2人で対談をしながら、参加者も一緒に自由に話しができ、和気あいあいと2時間半があっという間でした。
いろんな可能性が開かれる家開きの活動がもっと広がるといいなと思います。
参加者皆さんの夢の実現に向けて、またこの出会いを通して、
新たな気づきがあり、妄想から実現に動き出しますように…。
次回は7月23日(土)夢の実現に向かってロードマップ作り。
まずは自分がやりたいことを整理していきます。
第3回は8月27日(土)住み開き特有のお金と税のお話、そして事業計画について、税理士の先生にじっくりとお話をお聞きします。
途中からの参加も受け付けます。(できたら2回目からがおススメです)
これからでも自分も参加したい!という方がいらしたら、
こちらから、お申し込みください。